『Colette's atelier』 淡いオリーブグリーンの看板に紫で刻まれた文字。 「はわっ!何ご注文ですか?」飛び出してくる猫耳の少女こそこの工房の主コレットである。 |
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 *注意* ある日のこと…… うっそうと立ち並ぶ木、密林とまではいかずとも木々が多数立ち並ぶ深い森。 ミュージシアの住民たちに『フォニーの森』と言われる森林地帯である。 その入り口、かろうじて平原が残り、見晴らしもいい場所に一人の少女が緊張気味で立っている。 少女の名はコレット=F=ラィラス。 常はどこかほにゃ、とした柔らかげな雰囲気が緊張に引き締まっているのがよくわかる。 また、その服装。常ならば布のローブを纏っているのだが、今の彼女は重いマントのようなモノを被っている。 また、その手。細く白い手には似合わぬ、巨大かつ、凶悪な刃を持つ斧が握られていて。 今は見えないが、その荷の中には楕円形の小さなボールがいくつも入っている。 即ち『完全装備』。彼女は戦う為の支度を整えて、この場、この森に立っている。 斧を持っていない方の手、小さな翡翠色のオルゴールを取り出すと、そっと蓋を開く。 溢れ出るは人間の領域を遥か超えた精霊達の囁き。 その声に誘われてか、がさり――木の根、立ち並ぶ高い草が揺れた。 瞬間、少女の気配が変わる。 緊張に震えてた顔は一転して無表情に。 その見開かれた目は細められ、まさしく『獣』のような鋭い瞳孔。 一瞬で体勢を低く――地を駆け抜ける。 現われ出でたのは2体の白ウサギ。 強襲に慄き、慄きつつも、その牙を持って迎撃せんと飛び掛る。 「…………無駄。」 斧が、振りかぶられる。 その成人ですらも持て余しそうな巨大な斧を、しかし少女は力と技量を持って易々と振り回し。 ただ、一薙ぎにして、その兎を切り裂いた。 ひくひくと痙攣する兎、もう一匹も仲間の死に悟ったか、漸く、退却しようと飛び下がる。 「……だから、無駄です。」 常の彼女を知るものならば驚きを隠せないであろう、冷たく、尖った声。 縦一閃に振り下ろされたばかりの筈の斧。 それが、彼女の一瞬の跳躍とともに、真下から、兎を切り裂く一撃となる。 断末魔の声すら無く、一瞬で生散らす白兎。 その濁った瞳には、静かに近づいてくる、紅に濡れた狩猟者たる少女が映っていた―― というわけでSSSでした。 戦闘描写のテストとも(ぁぁ さて、で、その二匹のウサギさん。 その血を搾り取って、発酵させたのが 〈ラビッツブラッドワイン〉食品(3)/14/4/0/無/ウサギの肉系。兎の血を濃縮発酵させたワイン。錬金術って偉大ですね!(発酵日数的な意味で) レシピ:{白ウサギの肉+白ウサギの肉} こんなワインです。 マレマロマさん料理を作るための材料を集める一環で、調合することになりました。 うーん、狩りのが面白いかもしれません(悩 ともあれ、ありがとうございましたーっ PR
…と、という訳でちょっとした思い出話というかなんというか…なのですよ、うん。 ……じゃ、じゃあ、これで私は! PL:というわけで、なごみんさんのルーシェに看護をいただいた記念ぷちSSですの。 なごみんさん、あまり上手くかけませんでしたがこんな感じです(笑) でわでわ。 7の月、13日。天気は快晴! |