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『Colette's atelier』 淡いオリーブグリーンの看板に紫で刻まれた文字。 「はわっ!何ご注文ですか?」飛び出してくる猫耳の少女こそこの工房の主コレットである。

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*注意*
このSSSを読むと、コレットへの印象ががらりと変わる可能性があります(ぁぁ
というか、二面性すさまじいなぁとPLが思いました、はい(





ある日のこと……

うっそうと立ち並ぶ木、密林とまではいかずとも木々が多数立ち並ぶ深い森。
ミュージシアの住民たちに『フォニーの森』と言われる森林地帯である。
その入り口、かろうじて平原が残り、見晴らしもいい場所に一人の少女が緊張気味で立っている。

少女の名はコレット=F=ラィラス。
常はどこかほにゃ、とした柔らかげな雰囲気が緊張に引き締まっているのがよくわかる。
また、その服装。常ならば布のローブを纏っているのだが、今の彼女は重いマントのようなモノを被っている。
また、その手。細く白い手には似合わぬ、巨大かつ、凶悪な刃を持つ斧が握られていて。
今は見えないが、その荷の中には楕円形の小さなボールがいくつも入っている。
即ち『完全装備』。彼女は戦う為の支度を整えて、この場、この森に立っている。

斧を持っていない方の手、小さな翡翠色のオルゴールを取り出すと、そっと蓋を開く。
溢れ出るは人間の領域を遥か超えた精霊達の囁き。
その声に誘われてか、がさり――木の根、立ち並ぶ高い草が揺れた。

瞬間、少女の気配が変わる。

緊張に震えてた顔は一転して無表情に。
その見開かれた目は細められ、まさしく『獣』のような鋭い瞳孔。
一瞬で体勢を低く――地を駆け抜ける。

現われ出でたのは2体の白ウサギ。
強襲に慄き、慄きつつも、その牙を持って迎撃せんと飛び掛る。

「…………無駄。」

斧が、振りかぶられる。
その成人ですらも持て余しそうな巨大な斧を、しかし少女は力と技量を持って易々と振り回し。
ただ、一薙ぎにして、その兎を切り裂いた。
ひくひくと痙攣する兎、もう一匹も仲間の死に悟ったか、漸く、退却しようと飛び下がる。

「……だから、無駄です。」

常の彼女を知るものならば驚きを隠せないであろう、冷たく、尖った声。
縦一閃に振り下ろされたばかりの筈の斧。
それが、彼女の一瞬の跳躍とともに、真下から、兎を切り裂く一撃となる。
断末魔の声すら無く、一瞬で生散らす白兎。
その濁った瞳には、静かに近づいてくる、紅に濡れた狩猟者たる少女が映っていた――





というわけでSSSでした。
戦闘描写のテストとも(ぁぁ

さて、で、その二匹のウサギさん。
その血を搾り取って、発酵させたのが

〈ラビッツブラッドワイン〉食品(3)/14/4/0/無/ウサギの肉系。兎の血を濃縮発酵させたワイン。錬金術って偉大ですね!(発酵日数的な意味で)
レシピ:{白ウサギの肉+白ウサギの肉}

こんなワインです。
マレマロマさん料理を作るための材料を集める一環で、調合することになりました。
うーん、狩りのが面白いかもしれません(悩

ともあれ、ありがとうございましたーっ


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とある日のこと……

「うきゃぁぁあっ!?」
どごーん!爆音とともに吹き飛ぶ肢体。鍋から数メートル程離れた床に叩きつけられ眼を回す少女。
少女の名は、コレット=F=ラィラスという。
好奇心旺盛。かつ、かわいいもの好きの獣人の爪族である。
爆発と鍋から飛び散ったのは紫色の染料。濁り無く、綺麗なそれはとある依頼のために作られたものである。
「…大爆発、しちゃいましたけど、染料は無事っぽいですね…はぅぅ……」
ぐったりとする身体を持ち上げ、鍋の中を見て、ひとつ、大きなため息をつく少女。
冷たく硬い床に、また、身を預けて。ぐったりと眼を閉じる。
「……このまま、眠っちゃえば回復するですかね……?」
ああ、でも風邪を引いてしまいそうだ……などなど、他愛も無いことを考えながら、意識を半ば放棄する。

「――わっ、これは酷いっ」


少年の、声が、響いた。そんな気がした。
虚ろに開かれた瞳で見れば、そこにいるのは一人の人間の少年。
倒れている少女に駆け寄る少年。何か、薬を取り出す。
そのカプセル――見れば、うぞりと蠢く蟲の卵のつまったようなそれ――を口に含ませ、水で流し込ませていく。
ちょっとばかり気色が悪いなぁ、などとどこか頭の端で思いつつ、喉を鳴らし飲み干していく少女。
喉の奥で溶け落ちるカプセル、ぞわぞわとあふれて来るモノ。
そして、高まる熱と…そして、眠気。
「これで大丈夫。ゆっくりと休んでね。」
少年の優しげな声と……そして、笑みを見たような気がして、…そして、意識が途切れた。


「――――あれ?」
ふと、眼が覚めた。そこは工房にある仮眠用のベッド。
ばっ、と起き上がり、染料のどこか甘い香りに鼻を引くつかせながらベッドを出る。
「……昨日、ええっと……鍋を爆発させて……?」
いつ、ベッドに入ったっけな、と。考えながらスミレの匂いの溢れるその鍋に近づいていく。
軽く中身を掻き混ぜると、特にだまも無く良好な完成具合。
嬉しそうに鼻歌を口ずさみながら、それを瓶に詰めながら思う。
――あの男の子に、また会ってお礼が言えたらいいな。
そう、少し頬を赤らめながら考えて。

……そんな、朝のこと。ひとつの小さな思い出。



…と、という訳でちょっとした思い出話というかなんというか…なのですよ、うん。
……じゃ、じゃあ、これで私は!

PL:というわけで、なごみんさんのルーシェに看護をいただいた記念ぷちSSですの。
なごみんさん、あまり上手くかけませんでしたがこんな感じです(笑)
でわでわ。

7の月、13日。天気は快晴!
さて、今日はとっても素晴らしい出来事が起こったので日記を書く手も進むのです!
 なんとなんとなんと!ふにふくの調合に成功したのです!
ダイス:「31」個
 /4/B/2/3/6/6
 /7/5/9/5/5/4
 /9/6/5/6/B/6
 /2/8/3/3/4/9
/3/7/6/9/9/B
/6/
 難易度:「6」 目標値:「11」
達成値:「21」 アクシデント:「0」
☆ 作成時間を延長しました。
☆ 【魔法力】を使用しました。
☆ 〈ぷにぷに鍋【ふにふく】〉の作成に成功しました。

〈ぷにぷに鍋【ふにふく】〉道具(3)/17/11/3/水/食品用の調合道具。
ふにふにしてほよほよとした怪奇物体。材料投げ込むと料理やお酒作るんやで。便利なんやで。  
レシピ:{小型調理鍋+影クモの糸+影クモの糸+{影クモの糸+揺れる水}}
アクシデント0…!大成功なのです! これからの料理依頼のときには役に立ってくれると思うのです!
さて…この調合の様子をテンションのままに、SSSにまとめてみました!
もしもし仮に読んでみたい方は 続きを読んでみてください
…… 正直、……PLさん、これは厨二病なのですよ…?(汗